自作アプリのDL数が増えない場合の対処について
最近、あるアプリのDL数が全く増えなくなりました(涙)
・コロナの影響?
・魅力がなくなった?
・不具合が多い?
・・・など色々考えてしまいます
今回の記事はDL数が増える1つの取り組みを紹介します。
なおまだまだ経過観察中のため効果の程は何とも言えません。
当たり前のことを紹介しています。
(1)アプリの紹介
価格比較 どちらがお得 (金額計算アプリ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=tfsapps.loveprice&hl=ja
価格比較を行うAndroid アプリで
例えば、商品AとBで価格と容量(ml)を入力して
1 ml 容量当たりの価格で比較すると
どちらがお得かを計算するアプリとなっています。
全盛期ではGoogle Play で【価格比較】と検索すると
トップ10にヒットしていました。
それが今では...20位でした。
(2)DL数の推移
2019年3月のDL数は221でした。
そこから右肩下がりとなっています。
先月(2020年7月)のDL数は
わずか25でした。全盛期の1割まで低下...
アプリの最終リリースは2018年5月13日で
最終リリースから2年以上が経過している状況です。
何が原因?
リリースして完全に放置しているのが問題ですよね。
打開策はユーザーの言葉に耳を向けることです。
ヒントはユーザーが教えてくれます。
(3)レビュー結果
アプリの評価に★印をつけてメッセージをくれるユーザーがいます。
大変ありがたいユーザーです。さらにアプリのヘビーユーザーでもあります。
そのユーザーの言葉を真摯に受け止めることがアプリを成長させるチャンスになります。
今回、もう一度すべてのメッセージに目を通しました。
ユーザーの要望である「ボーナスポイントを入力できる様にしてほしい」についてアプリを変更することにしました。
また、従来は「ポイント単価」を入力できる機能があったのですが、アプリを使用する場合は同じ店舗で価格比較する事が多いため、通常、ポイント単価が異なる事はありません。この機能が「実質使用されていない事」が判明しました。
今回、約2年ぶりにアプリの改修を決意しました。腰が重すぎたことを反省。
2020年8月8日にボーナスポイントによる価格比較ができるようにバージョンアップを実施しました
(4)最後に
今回アプリを2年ぶりにリリースしたわけですが、アプリをアップデートするのにはリスクも伴います。
本業でも製品ソフトをリリースすることは日常茶飯事ですが慎重にする必要があるのです。
良かれと思ってした変更が仇となる事もあるからです。
そのためクラッシュなどの致命的な報告がない限りは現状バージョンのソフトを使用してもらう方が、製品としてはメリットがあるのです。
新規ユーザーの流入 と 既存ユーザーの要望
天秤にかけて今回はリスクもありますがバージョンアップに踏み込んでいます。他のアプリ開発者はどのように考えて取り組んでいるのでしょうか?
色々な価値観や意見はありますが、
守るべき考えは「アプリ開発はユーザーの事を第一に考えて行動する」という事ですね。そうすれば間違いのない結果がフィードバックされるでしょう。